いつものシゴーニュさんに定期購読の本を買いに行ったら
この娘が色っぽい視線を送ってきたので思わず買ってしまいました。
木目の塗装にチャレンジしたくてつい衝動買いしました。


中身は最近の東欧キットなりの水準で、繊細なモールドで仕立てられています。
エンジンとカウリング先端はレジン、計器類他小物はエッチングがついています。
バフ仕上げの翼は成形色を半透明にしてもらうと箱絵のように光がすけた感じが出せたりしそうですね。(私にそんなテクが在るとは思えませんが・・・・・)
続いては

Fiat CR.42AS ITALERI1/72です。

うーん、これははっきり言って期待はずれでした。
当然筋彫り表現だし、部品はそれなりに細かいし、シルエットもよさそうです。
が、なんだか萌えるものがない・・・・・・・。
機体そのものは魅力的ですけど、模型として萌えない。
帆布表現とか細かい部品に愛がなさ過ぎます。
チェコをはじめとする東欧キットの機体への思い入れみたいなものがまったく感じられない、一時の韓国・中華キットのような、ただ図面だけ見て起こした工業品的なセンスでしかありません。
イタリア自国のキットだろうが!いいのかイタレリ!?
作り手(原型師や金型職人など)の顔や息吹が伝わってこない。
模型ってそういった感性が伝わってこないとあまりに無味乾燥した感じがします。
あと、離形剤とおぼしきテカリがやる気をそいでくれます。w
少し言い過ぎましたかね^^。
最近は大手新作キットを買ったためしがなく、東欧メーカーや昔のキットばかり弄ってたんで
多少の出来の悪さは模型作りのたのしみの内と思っているもんで、感覚がずれてきてるのかもしれません。実際このキットも決して出来は悪くない。否、出来はいいんです。
ただ、わたしの模型観?に合わないというか琴線にもうひとつ触れない。そんな感じがしちゃったんです。贅沢な言い草ですね。

店主さんから豪華版についていた写真集をいただきましたので
なんとしても気持ちを奮い立たせて作ることにしましょう・・・・・・・・。
完成はいつの日になることやら・・・。。